「キクマガ」はなぜ人生に響くのかを考える

キクマガとはプロインタヴュアーの早川洋平さんが関心を持つ人たちにインタヴューを行い、その人の生き方を取材するポッドキャスト番組です

取材の対象となるのは有名無名を問わず早川さんが興味を持った人たち

彼らは一つの業界や世界で独自の活躍を続けそこで自分の才能を発揮している人たちで彼らのことをトップランナーと呼んでいます

本質を見抜くには視覚よりも聴覚が勝る

ポッドキャストとはWEB上に公開された音声や画像データーを取り込みPCやスマホで視聴できるデータファイルのこと

キクマガは音声に特化したWEBラジオといったところでインタヴュアーとゲストとの対談形式で行われます

一人のゲストにつき4回に分けて配信され時間は前後しますが述べ1時間程のインタヴューなので結構ヴォリュームです。

生い立ちや経歴から物の見方や考え方など細かく深いところまで切り込みゲストの人生観や本質がリアルに伝わってきます

著名人でTVなどで見かけたことのある方もいますが、トップランナーとはいえ大半がどこかで名前は聞いたことがあったとしても見たこともない人たちですが1時間の対談を聴くとものすごく親密な気持ちになるから不思議ですね

話し方や、息遣い、質問に対する間の取り方や受け答えで人となりや人格までが感覚としてなんとなく想像できてきます

耳からだけの情報は視覚に頼らないため研ぎ澄まさせるのためでしょう

後からネットなどで画像を検索すると面白い結果になる

ほぼ100%の形で自分のイメージした雰囲気と違うからだ

風貌、体型、年齢、ファッション全てが裏切られることとなる

視覚から受け取る印象がいかに本質にバイアスをかけてしまうのかがよく分かる

自分に置き換えて考えることができる

ゲストが語る体験談や考えかたは時として映像化されてイメージをすることとなる、小説のように状況や背景が詳しく説明されないなくてもだ

基本的に見たことや体験したことのないものは想像できない、想像は自分の体験や感性で構成されるので自分に置き換えやすいこともメリットの一つでしょう

前述したケースとは逆にトップランナーが行ってきた体験を自分自身に置き換えることで行動を自分自身にイメージして実践しやすくなることもある

インタビュアーの質問力が勉強になる

放送はもちろん編集はされているだろうが、質問に従って自分の考えを言葉にしていくわけであってインタビュアーの回答を引き出す力が需要になる

質問の意図を理解させてコトバを引き出す、出てきたコトバに合いの手や相槌を加え更に深めたり広げたりする技術

聴く力はコミニケーションで最も大切な要素である

目には見えないがその空気感がライヴ感として伝わってくる

質問の投げかけもそうだが、出てきたコトバに咄嗟にかぶせるコトバや反応に事前のリサーチをしっかり絡める進め方にスゴさを感じるのです

楽しみ方はそれぞれ

トップランナーとして人生を走る人たちの話を聞くことは勉強になります

1時間という時間は人生観を聴くにはかなり深いところまで聞けるので勉強になります

ものすごい人たちだけど、一人の人間が一人の人間と対峙しては話をするので身近な体験談として聴くことができます

参考になったり、気になった人についてはそこから更にその人に近づいて研究をしてみるのもいいでしょう

僕はもともと聴く力を意識してたどり着いた番組ですので早川洋平氏の質問の仕方を意識して聴いています

いろいろな意味で勉強になる良い番組です

キクマガ公式サイト

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ono@comima.info

おのやすなり 日本コミュニテイー・マーケテイング研究会(通称コミマ) 代表 「社員のための社長史」「現代から見たあなたの過去と未来」「my life my art」などライフストーリーを伝えたいメッセージに変換し、発信を行っています。 1964年生まれ:大学卒業後、宝飾・アパレルチェーンにて、ストアマネージャー、エリアマネージャーとして勤務。その後温浴レジャー事業プロジェクトを計画していた企業に転職。取締役事業部長として複数の温浴施設、飲食店の開発、運営に携わる。 組織運営、顧客との関わりの中で重要な「理念」を伝えることを目的として会社設立。

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