本屋に行けば書籍が山済み、自分の周りにも随分と信奉者らしき人は居る
いいこと言って心を操る「心理カウンセラー」というメージでこの番組を聴くまで心屋さんの話を聞いたことも本を読んだこともありませんでした
でもなぜ知りもしないのにそんなことを思うのか?
すべては他人の評価を気にするからだということを奇しくも偶然聴講した心屋さんのインタヴューで気づいてしまいました
目次
がんばらない生き方
自分のことを凄いと言うことにした
人に凄いと言って貰いたい、ある意味それは他力本願な考え方、だから心屋さんは自分で自分が凄いんだと勝手に言うことにしたそうです
誰かに認めてもらってからマイペースになるよりも初めからマイペースでいいじゃないですか、
その方が心も平穏だし、正しい気づきもあるし、無理やりじゃない自分らしさが出るし、
目的を持って進んでいると結果も出ます
頑張るけどうまくいかない人・無理せずうまくいく人
がんばらないと認めてもらえない→今の自分では素晴らしくないが前提
がんばらばくても認めて貰える→今の自分でも素晴らしいが前提
今の自分が素晴らしいを前提に自分らしく生きればいい、素晴らしくたって弱点はある、その場合は素直にそれをさらけ出す、素直な人の方が助けてももらいやすい
誤解と矛盾を感じるかもしれないですが、頑張るのは人の評価の為ではないと解釈すればいい頑張ることが目的になったりはしないということですね
求めなくても生きていける一つのエピソード
心屋さん、ある時期人に勧められて断食道場に通ったそうです
そこでの体験は最初はとても辛かったそうですが、だんだんと食べなくても楽になり精神的にも充実を感じるようになったそうです
今まで必要以上に食べていたのは一体何だったのか?食べても食べても不必要なエネルギーを摂り続けることの愚かさを感じたそうです
求めなくても既に自分にあるもの、それだけで人は生きていける
そう思った時に求め続ける(欲)人生に疑問を持ったそうです
人の目を気にするということ
あの人がそう思っているのではなくて、そう思っているのはあなた自身ですよ。
あなたは今自分の持っているものだけで生きていける、だから他人を気にすることはない
無理しなくても会える人には会える
売れっ子の作家であり、カウンセラーである心屋さん
多くの講演やセミナーを開催されてますがその中で最近やりたくなかったことを2つ止めたそうです
一つは講演後の懇親会に参加すること、従来は出なくちゃいけないという強迫観念があったそうですがそこには自分らしさがないと気付いたので止められたそうです
もう一つはなるべく出張講演は行わず、開催は地元の京都で行うようにしているそうです
なんかこの割り切り方は作家の角田光代さんもそんなことを言っておられたのを思い出しました
多くのファンの方とのコミュニティーの場ですが本当に必要だと思ってくれる人は会いに来てくれるし、会わなければならない人とは必然が巡りあわせてくるという考えですね
まとめます
喰わず嫌いだったのはある意味人の評価を気にしていたからかもしれません
どういう意味かといえば心屋仁之助に興味がなかったのではなくてなくて、興味のないふりをしていた
もう少し突っ込むと、心理カウンセラーの話をする人と自分は違うんんだ・・・と頑張っていた
ね!考えてみれば頑張ることって時にはとても滑稽ですよね
話を聴いてみて良ければそれで良い
良くなければそれはそれでそれ以上聴かなければいいんです
自分を凄いと思うことは自分に自信を持ち自分で評価できるということです
コミュニティーの重要性を研究している私ですが、心屋さんのこの考えは大変役に立ちます
無理やり集めたコミュニティーは継続が難しいですからね
聴講できてよかったです
ono@comima.info
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