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働き方改革プランを要約してみると・・・
「働き方改革プラン」では様々な提言がなされています。
この改革に真剣に取り組めない企業は、近い将来人材の確保が難しくなり、良い人材の流出に歯止めがきかず、存亡の危機に陥るかもしれません。
- 正規・非正規社員の区別を無くす
- 長時間労働の見直し
- 高齢者の雇用
「働き方改革プラン」は上記の3項目を改善のテーマとしています。
要約すれば
内部留保していた資金を吐き出し、人件費を捻出し、作業の効率化に必要な投資をして、子育てや介護に理解を示し、企業は雇い入れた人の立場に立って、働きやすいように環境整備をしましょう。
しっかりと儲けている優良企業は是非意識を改善して実行して頂きたいと感じます。
そして儲かっていない中小企業も従来の事業の進め方に変革を起こし、もっと儲かる仕組みを作らなければならないということですね。
ぶら下がり社員は排除される可能性も
この意識改革は労働者側にも求められます
- 単純な仕事は今後 AI 化されるので頭を使いましょう。そうでないと仕事は無くなりますよ。
- 正社員でも副業をもって、自分稼いでください。
- 子育てや介護の必要性がある方も、働ける環境を整えるので働いてください
単なる作業員は必要なくなります、ぶら下がっているだけの人を社員として雇用し続けることはできなくなり、存在感のある“仕事”ができる人に変わってもらわなければならないということです。
存在感とは何か? どこで、どう貢献できるのか?存在感や貢献できる場所や場面を持てる人が企業からも社会からも必要とされるのです。
一億総活躍社会で重要なことは
働き方改革プランの前提となる、一億総活躍社会では次のような定義が示されています。
“人生は十人十色であり、価値観は人それぞれである。一億総活躍社会は、女性も男性も、お年寄りも若者も、一度失敗を経験した方も、 障害や難病のある方も、家庭で、職場で、地域で、あらゆる場で、誰もが活躍できる、いわば全員参加型の社会である”(ニッポン一億総活躍プラン:閣議決定)
一億総活躍社会とは、一億それぞれが主人公の物語であり、それぞれが誰かのためになる意義のある生き方をしようということです。
自分が主役として演じるライフストーリーの登場人物にもそれぞれのストーリーがあり、活躍する場所や場面にもそれぞれの背景があります。
お互いがこの事を今まで以上に意識することが大切です、労働の場ではドラステイックな方法だけでは目的に到達することはできません、雇用側は効率化した上で、自分で考え実績を伸ばせる優秀な人材を確保したいですし、働く側は自分の生き方をしっかりと見つめ直し提供出来る価値を明確にしてゆく必要があります。
ono@comima.info
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