毎朝マラソンをしていると実に多くの人が犬を散歩させています
少なからず洋服を着せられた犬や、腕に抱えられた犬、中には自転車のカゴに入れられた犬もいます
彼らは犬たちにとってはこれはとても不自然じゃないのかと思います
不自然さはきっと動物の本能を奪ってしまいよくないことではないかとさえ感じます
そんな僕も人間という動物の一つ
今朝はそんな事を考えながら、ヘッドホーンからは
”45万円のベッドよりも5千円の布団の方が身体にはいいんですよ”
と話をしている人のインタヴューを聴きながら走っています
わざわざ走るのも本能なのか?
今回聴講したのは姿勢治療家で予約の取れない整体師の中野孝明さんです
5千円の布団がいいのはなぜなんでしょうね?
目次
健康の原点は姿勢から
①カラダの構造的な関節可動領域を検査
②長年の生活環境による姿勢を分析
③各人に合った最適な骨と筋肉のメンテナンス
④自分でできるパフォーマンスを高める”カラダの使い方“を指導、習慣化
動物である人間は本来はどこでも眠れます
その場所は堅ければ堅いほどいい、そういった身体の状態を取り戻すことが大切なんですと語る
理想的な姿勢は身長測定をするときの姿勢
椅子に座るよりも立ったスタイルで仕事をする方がいいという
シリコンバレーなどでは効率的でクリエイテイブなデスクワークを行う場所ではスタンデイングデスクに変わってきている
パソコンの画面は目の高さにあるのが姿勢にとっては一番いいのだそうだ
生活環境の治療を行う
単に身体の治療を行うのではなく、人にあわせて良い姿勢をとり戻すための生活環境までを治療する、いわば生活スタイルのコンサルタント
そういったことを伝えるのが使命であり、患者さん一人一人と対峙しながら、この患者さんが健康な身体を維持してどうありたいのか
今日この患者さんと会うことが最後なら何を伝えておくべきなのかと自問自答しながら最善のアドバイスをしてゆくという
人生の転機はインド旅行
4代続く整体院、長男ある仲野さんは三重県四日市だが受け継いだ理念を広めたいと東京青山に開業する
4人兄弟で3人の弟の一人はニューヨークで、3代目の父親と二人の弟は今も四日市で整体院を続ける生粋の家系である
その中で掴んだ健康な身体の理念が正しい姿勢
姿勢治療家を名乗っているが、もともとは整体師を継ぐ気は無かったそうで、農業大学に進むが卒業間際に行ったインド旅行で現地の厳しい環境を体験して全ての発想が変わったそうで
ボンボン育ちで、何も考えてこなかった人生が人の役に立つことの自分の活かし方を真剣に考えたそうです
意識が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
この言葉を自ら体現をし、今では患者やさんの生活意識を改善することでその人の健康と運命を変えることを使命を得たと言います
出典:amazon
心も背伸びをしよう
4代続く父親のいる四日市を離れ、あえてリスクをとって東京青山という東京のど真ん中に治療院を開業したのも背伸びだという
現状に踏みとどまらず、背伸びをしてみる
背伸びをしながら生きていると、今までと違った環境になっていくという
雲の上のような人たちが患者として通院してくる
雲の上と思っていた人がそうではなくなってくる
思いもつかなかったことに背伸びをして挑戦する
今はサハラ沙漠マラソンに挑戦しているが、かつては普通のマラソンでさえ考えられなかったそうです
心も身体も背伸びが大切、説得力のある言葉です
まとめ
身体のバランスはすべて正しい姿勢が原点、動物の一つである人間は日常生活の中で知らず知らすのうちに姿勢を崩しているんですね
考えてみればフカフカのベッドで眠るライオンは激しい狩りと言う本能を失うかもしれません
走ることを忘れたシマウマは生き残れません
自由に生きて良いという教育の中で4兄弟全てが4代目として東洋治療の道を選んだのも本能かもしれません
背伸びの姿勢を意識した生活を心がけてみましょう
ono@comima.info
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